素敵だなあ
「あのっすいませんっナナちゃん人形ってどこにあるんですか？」
「ナナちゃん人形ですか？えーっとここからだと・・・」
指の指し示す方向はやはり今いる場所ではなかったらしい
「この反対側ですか？」
「はい、セブンってとこの前なんですよ、よかったら案内しましょうか？」
すごくやさしくいってくれました。
さすがにそこまで手間とらせるのは申し訳なかったんで、
「セブン目指せば多分わかると思うんで、ありがとうございますっ！！」
お礼もままならぬまま足早にその場を去ってしまった。
二人目の素敵な人は
そのナナちゃん人形で待ち合わすはずだった派遣元の人、今日初顔合わせ、面接？登録？してくれる人だった。
が、
約束の三時半にそれらしき人がおそらくいなくて。
携帯がなった。
その人からだった。前の人の面接が長引いたとかなんとかで、遅くなるので、地下のカフェに先にはいって、ゆっくりしていてほしいとのこと。かなり申し訳なさそうに謝られた、こっちとしては大した事ではないし、逆にゆっくりできてよかった。
しばらく、、待ってもこないようなので、本を読んで待っていた。。。それでもこなさそうなのでその人には悪いけど、店に入れてくれた店員にも悪いので、一杯カフェラテかカプチーノかを頼んでしばし待つ。。
「すいませんっ本当にごめんなさいっすいませんっすいま・・・」
何度も何度も謝りながら、私の待ってた人がやってきた。
初めましてと名前を言いつつ、名刺をさしだしてきた。
私は今まで名刺を持ったことがなく、もらうばかりで、私も名刺差し出してみたいなあとうらやましくなった。
その女性は見た目も素敵な私よりは年上の方で、笑顔も柔らかく、覇気があって、周りが明るくなるくらいの、お姉さんでした。私のつたない会話を親身に聞いてくださり、もったいないがくちぐせだった。
まあそれは歯科衛生士の資格あるのに、いかせてないからだけど。
頼れる姐さんって感じで愛嬌たっぷりの素敵な方でした。
三人目の素敵な方は路上でインスピレーションで言葉を色紙やはがきに書いている人で、日本中を渡り歩いているらしい、しかも福岡出身！年も二つしか変わらず、なにかと気になり、立ち止まって、ポストカードを買おうと、声をかけると、その場でポストカードに同じ言葉を書いてくれた。
夢・・カタチにしたいなと思いました。
今日は素敵な人ばかりに会えて、幸せな一日でした。
